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昨年12月21日、木星と土星が大接近するという天文現象がありました。
最初は『並んで見えるってことやんな』くらいに思ってたのですが、
当日の日没が迫る頃になって突如閃きました。
『望遠鏡で観たら両方一緒に見えるってことか??!』
慌てて天体望遠鏡を取り出して組み立て、
それと思しき明るい星に向けて接眼レンズを覗き込む。
ピント調節のツマミを回していくと、
ぼんやり広がった光の模様がみるみる小さくなって形を現し、
二つの明るい玉のようになりました。
明るい方の玉には4つの衛星が、ほぼ一直線に並んでおり
他方の玉は楕円型の輪っかが見えたので、まさしく木星と土星が
同じ視界の中に捉えられた!!と喜びで満たされました。
日没直後だったせいか大気の状態は不安定で、陽炎のようにゆらゆらと揺れる星像からは
残念ながら縞模様を読み取ることはできませんでしたが。
下の画像は、左側は接眼レンズ越しにスマホのカメラで撮影したピンボケ写真、
右側は天文シミュレーションソフトによるもので、木星の縞模様まで描かれてます。

それにしても、望遠鏡を組み立てたのは、ほぼ17年ぶりだったのですが、
薄暗がりの中、手探りで組み立てていくと、
体が覚えた手順を記憶通りに再生していく感覚が楽しかったし、
組み立てられたことも感慨深かったです。
たぶん、組み立てていく作業の中に、
星を観ることへのワクワク感も一緒に刻み込まれていたのかもしれません。